ビグマユ🌎#26回結婚式 (@mayuotaki) | Twitter


Re.ing にわたしたちのインタビューが!
以前、多様な関係性のための指輪ブランド Re.ingをプロデュースする NEWPEACE inc.の方に、インタビューしていただきました。
Re.ingのnoteに掲載された、今回のインタビュー記事はこちら↓↓
今回も、記事の中で触れられていたことを引き合いにして、自分の言葉で文字を綴ろうと思います。
普通って?
ミサト「いわゆる、”普通”の家庭は築くことができない。それに、マユを巻き込んでしまうって思った。マユは、”普通”って言葉を使うと怒るんですけど、」
普通ってナンダ?
結婚式は一生に一回だけ。大学まで進学する。大学卒業後は、正社員として働く。どんなにつらい仕事でも我慢して働く。異性と付き合うこと。大学生はバイトをする。普通の仕事。普通。普通。
普通ってナンダ?
普通は、そうだよ。普通、そんなことやらないよ。普通だったら、ありえないよね。普通さぁ.......
普通ってナンダ?
”普通”という言葉がいつからか、嫌いになっていた。
普通って言葉のあとを、わたしは知りたい
普通という言葉が耳に入ってくるとき、わたしは耳を塞ぎたくなる。”普通”という言葉が、「説明されるべきことを省略するため」に用いられるときに。それは、”当たり前”や”常識”という言葉でも代替することができる。
「クラウドファンディングをして世界一周をする」、と言ったときにいただいたコメント。自分のやりたいことは自分のお金でやるのが常識だ、から派生したのだと思う。
自分の欲しいものは自分で買うことが常識であると思うのは、どうしてかを、わたしはききたい。しりたい。どうして、それはあなたにとっての常識であるのかを。
自分の欲しいもののために、頑張って働いで貯金をすることは美で、それ以外は美じゃないということなのか。今までの自分の経験上、自分の欲しいものは自分で買ってきたから、それをしていない人を見るとイライラするのか。それとも、誰かがそういっているのを聞いたからなのか。どうして?どうして?
そう、聞き返すとまた返ってくるこの言葉。
だって、それが”常識”だから。
”普通”って言葉で、あなたの言葉を失くさないで
普通、当たり前、常識を使い続けていると、思考が弱っていくと思っていて。その言葉をたくさん使う人ほど、どうしてそれが当たり前なのか答えてくれないことがほとんどだったから。”普通”という言葉によって、何が普通なのか、どうして普通だと思うのかを考える機会が無くなってしまうから。
「わたしにとっての普通は○○で、なぜ普通と思うかは、○○○のような理由です」という回答の方が、わたしはその人の考え方や背景を知ることができて気持ちがいい。
そして、多くの人がそのような”普通”を使うことによって、自分の考えを表明することができる。その結果、多くの人が抱く”普通”という解釈自体が無くなる。なぜなら、考え方や在り方は多様で1つにまとめることができないという現実が現れてくるから。
それと同時に、その人の考え方や在り方に共感する人が増え、グループができあがってくる。
例えば、今、はやりのオンラインサロンのように。
わたしは「さようなら」という選択肢を選ぶ
”普通”、”当たり前”、”常識”という言葉を使わなくなり、自分の言葉で説明できるようになると必ず共感者が現れる。でもそれと同時に、その考えに共感できない人や、その考え方は100%間違っている!!!と言わんばかりの、その人自身が考える正義を振りかざす人も。自分の正しさを表明したうえで、それと異なる相手の正しさを突き付けられたとき、わたしは逃げる。とことん、逃げる。自分の正しさを言って、相手の正しさを聞いた上で、「うん。あなたの考えは理解した。でもわたしはこう思っている。さようなら」ときっぱり逃げるのだ。
だって、今起きている戦争は、そうした「誰かの信じる正義と正義とのぶつかり合い」だから。
「わたしは牛が美味しいから食べるのだけれど、きみはベジタリアンだから、牛を食べないんだね。でも、わたしが食べているんだから、きみも食べなさい」
「わたしはベジタリアンだから、牛を食べないけど、あなたはベジタリアンだから食べるのね。でも、わたしは食べていないから、あなたも食べちゃだめ」
という事態があらゆるところで起きているような気がする。
そんなときにわたしは、
「わたしは牛が美味しいから食べるのだけれど、きみはベジタリアンだから、牛を食べないんだね。さようなら」
と言える人になりたい。その「さようなら」は、決して悲しみや怒りからではなくて、わたしとあなたは違う存在だけれど、そんなあなたの考えもあり方を尊重しています、という意味での「さようなら」だ。
マユ「私は、”普通”っていう言葉が嫌いっていう話があったと思うのですが、本当は使えるようになりたいんですね。社会の大多数の人が思っていること=普通っていう概念ではなくて、それぞれが思っている普通を、当たり前にしたい。だから、自分たちの姿が、私たちにとっては“普通”なんだよっていうことを伝えたいですね。そういう意味で、”普通”という言葉が社会で使われるようになったらいいなって思います。」
Re.ingのインタビュー記事より
自分が考える前提と相手が考える前提は、無意識のうちに同じだと思ってしまうよなぁ。みんなと同じ病にかかっていた時は特にそうだったなぁ。でもさ、育ってきたバックグラウンドも出会ったひとも、それぞれ違うよ。相手の前提は何であるか、その人の思考やら行動やら用いて、想像しないと分からない。
— ビグマユ🌎#26回結婚式 (@mayuotaki) June 16, 2018
でも、想像したって分からないから、直接聞きたいと思う。そうしないと、ずっと分かり合えない。「異文化」を目の前にしているのに、分からないからイイや、って言っていうのは寂しすぎるから、わたしはあなたの前提が何であるかを分かるまで、何度でも、語り合いたいと思う。
— ビグマユ🌎#26回結婚式 (@mayuotaki) June 16, 2018
前提が違うのに、アドバイスとか提案をするのは、もっとしんどい。あーあ、突いているポイントが違うよ、と。わたしはそれに対してどうでもいいと思うのに、あなたはそのポイントを大切にしているからという理由で、なぜそれをわたしに押し付けるの?って、大声で叫びたくなった日を思い出した。
— ビグマユ🌎#26回結婚式 (@mayuotaki) June 16, 2018
インタビューを読んで質問があれば、なんでも質問してほしいです。
↓コメント待ってます↓
▼▼▼▼▼▼
「エンターテイメントによって、社会を緩やかに変えていく」を理念に #26回結婚式 活動中。
↓インスタグラム更新中↓
↓発信媒体一覧はコチラ↓
質問、インタビュー依頼などは、TwitterのDMへ。
▼▼▼▼▼▼